YouTubeで見て憧れたストリートピアノ。
「自分も挑戦してみたいけど、ブランクが長い」「人前で弾くのは緊張する」――そんな思いを持つ大人は多いのではないでしょうか。
私自身もピアノから何十年も離れていましたが、勇気を出して一歩を踏み出したことで、新しい音楽の楽しみと人との出会いが広がりました。
この記事では、これまでの連載で紹介してきた5つの記事（体験談・練習法・選曲・メンタル・旅先）をまとめ、大人がストリートピアノに挑戦するためのガイドとして整理します。
① 体験談編：ブランク20年からの再挑戦
最初は期間限定イベントでの挑戦。
緊張で手が震え、頭が真っ白になりながらも「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」「春よ、来い」を演奏しました。
上がりまくりの中でも拍手をもらえた経験が、自分の背中を押してくれました。
この経験がなければ、飛び込み演奏をする勇気も出なかったでしょう。
👉 詳細記事はこちら：【体験談編リンク】
② 練習法編：毎日10分で上達するコツ
大人の再挑戦は長時間ではなく「短時間の継続」がカギ。
10分でも毎日鍵盤に触れることで感覚が戻ります。
さらに「間違えても止まらない」「楽譜に頼りすぎない」という意識が人前での安定感につながります。
私自身は優里の「ベテルギウス」を練習し、コード進行がシンプルだったため暗譜できました。
この成功体験が「飛び込み演奏」に挑戦する勇気になったのです。
👉 詳細記事はこちら：【練習法編リンク】
③ 選曲編：おすすめ曲10選とコード進行
最初に弾く曲は「弾きやすいのに聴き映えする」ものがおすすめです。例えば、調号が少ない（♯や♭が少ない）曲を選ぶと、楽譜も読みやすくなります。カノン（D major：♯が2つ）やとなりのトトロ（C major：♯や♭なし）などは、そうした観点でも挑戦しやすい曲です。
記事では原曲キー・調号・主なコード進行を整理して紹介しました。
私が特に挑戦してよかったのは『ベテルギウス（B major）』です。暗譜できたことで、次のステップへ進む大きな自信になりました。
👉 詳細記事はこちら：【選曲編リンク】
④ メンタル編：緊張を味方にする
ストリートピアノ最大の敵は緊張。
でも緊張は「挑戦している証拠」であり、味方につけることができます。
– 深呼吸と姿勢を整える
– 簡単なフレーズから入る
– 間違えても止まらない
– 少人数で慣れる
– 暗譜できる曲を持つ
これらを実践するだけで、人前での演奏は驚くほど楽になります。
👉 詳細記事はこちら：【メンタル編リンク】
⑤ 旅先編：福岡・九州から京都駅まで
旅先で弾くストリートピアノは格別。
福岡の天神ソラリアプラザやJR久留米駅、イオン小郡ショッピングセンター、JR鳥栖駅、ベイサイドプレイス博多。
そして関西では京都駅でも挑戦しました。
偶然の観客や旅人との交流は、演奏以上の価値を持ちます。
👉 詳細記事はこちら：【旅先編リンク】
まとめ：大人の挑戦に必要なのは「勇気」と「楽しむ心」
ここまで紹介した通り、ストリートピアノに挑戦するために必要なのは、技術よりも勇気です。
1曲を仕上げるだけでも、あなたの音楽は人の心を動かします。
完璧でなくても、ブランクがあっても大丈夫。
「楽しそうに弾いている姿」こそ、観客にとって一番の音楽なのです。
もし今、YouTubeで誰かの演奏を見て「自分も弾いてみたい」と心が動いているなら、その直感を大切にしてください。今日、たった10分だけでも鍵盤に触れてみませんか？その小さな一歩が、きっとあなたを見る側から弾く側へと連れて行ってくれるはずです。
※この記事は筆者の体験と実際の訪問をもとに執筆しています。設置場所や利用ルールは変更される場合がありますので、事前に公式情報をご確認ください。
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