ストリートピアノは、旅先で偶然見つけたときに弾くと格別の体験になります。
ブランクがあっても、ちょっとした勇気と1曲の準備があれば、旅の思い出が一層深まります。
この記事では、私が実際に訪れた場所や有名な設置場所から、福岡・九州エリア、京都駅を中心に紹介します。
なぜ旅先ストリートピアノが特別なのか
日常の場所と違い、旅先でのストリートピアノは一期一会の出会いがあります。
観光客や地元の人が立ち止まり、偶然の観客になってくれる。
「その場でしか生まれない音楽」と「見知らぬ人との交流」が重なり、旅の思い出に残ります。
福岡・九州で弾けるストリートピアノ
① 天神ソラリアプラザ
福岡市の中心・天神にある商業施設「ソラリアプラザ」。
私も実際にここで弾いたことがあります。
買い物客や若者が多く、演奏を始めると自然に人が足を止めて聴いてくれる雰囲気があります。
演奏後に「よかったです」と声をかけられ、都市の真ん中でも温かさを感じました。
② JR久留米駅 コンコース
久留米市の玄関口となる駅。新幹線や在来線の利用者でにぎわう場所に設置され、地元の人も観光客も気軽に耳を傾けてくれます。
九州らしい温かさを感じられる場所です。
③イオン小郡ショッピングセンター
買い物客や家族連れでにぎわう商業施設内にピアノが設置されています。子どもたちが興味津々で近づいてきたり、親子で聴いてくれたりと、演奏後に直接「よかったよ」と声をかけられることもあります。
ただ土日などピアノが設置されている広場にイベントが開催されている時は弾けないこともあるので注意が必要。
④ベイサイドプレイス博多
福岡市で初めてストリートピアノに「グランドピアノ」を設置しているベイサイドプレイス博多は博多港に隣接する商業観光複合施設です。ウミガメをはじめ約三千匹の魚たちが回遊する直径9メートル、高さ8メートルの大きな水槽「アクアリウム」と深海をイメージした、大壁面アートのある空間にストリートピアノが設置されており非日常的な空間で特別な演奏を楽しめます。
⑤JR新鳥栖駅
JRの九州新幹線と長崎本線が交差する佐賀県・新鳥栖駅に7年前からおかれているアップライトピアノ。足を止めてくれる人は少ない印象だが乗客の往来が多いので人前で弾く度胸試しにいいかも。
京都駅でのストリートピアノ体験
関西の大動脈・京都駅では東広場・西口広場の2か所に常設でストリートピアノが設置せれています。
観光地として外国人も多く、演奏すると国際色豊かな観客に囲まれる特別な体験ができます。
私は京都駅にストリートピアノが設置されていることを知らず、もしかしたらと思い何気なく検索して東広場のストリートピアノを探し、思い切って飛び込み演奏をしたところ、観光客や修学旅行の学生が立ち止まり、スマホで撮影されたり拍手をもらったりしました。
京都という特別な場所でピアノを弾けたことは、忘れられない旅の思い出になりました。
旅先ストリートピアノを楽しむコツ
- 1曲だけでも準備しておく:暗譜できる定番曲を持っておくと安心。
- マナーを守る:長時間占有せず、他の人も弾けるように。
- その場の雰囲気に合わせる:静かな場所ではゆったり、賑やかな場所では明るい曲を。
- 写真や動画に残す:旅の思い出に、自分の演奏を記録するのもおすすめ。
まとめ
旅先で弾くストリートピアノは、演奏以上の価値を持ちます。
見知らぬ人からの拍手、偶然の交流、その場の空気感。どれも旅の一部となり、心に残ります。
福岡・九州各地、そして京都駅――もし訪れる機会があれば、勇気を出して鍵盤に触れてみてください。
その瞬間が、あなたの旅を特別なものにしてくれるはずです。
※ピアノの設置状況は変更されることがあります。訪問前に公式情報をご確認ください。
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